池田駅[阪急](大阪府池田市)~阪急発祥の地にある阪急最古の駅の一つで、再開発を拒否した駅前のレトロ感と五月山の情景が魅力的な全列車停車駅~

古くからの交通の要衝として栄え、阪急発祥の地としても有名な大阪近郊のベッドタウン・池田市の中心駅である、宝塚線の島式1面2線の高架駅で、特急含む全列車停車駅。

阪急最古の駅の一つであるが、開業当時既に猪名川対岸の隣町・川西側に池田駅(現・JR川西池田駅)が存在し、その後約40年間に渡って池田と川西の中心地に「池田駅」が存在するという珍事発生の舞台となった。

かつて存在した池田車庫跡地の再開発を拒否した駅周辺は、ドラマの舞台となったレトロ感が魅力の商店街や、呉服の起源となった服飾関係者の聖地・呉服神社(くれはじんじゃ)、そして市のシンボル・五月山の情景も堪能でき、街と自然が調和した素晴らしい住環境が提供されている。

スポンサーリンク

Android
iOS
日本初!「みんプロ式・からだでおぼえるプログラミング講座・Android編」

外観・駅周辺

【五月山方面の駅東口】

CIMG9892

阪急の登記上の本店が所在する阪急発祥の地として知られる池田駅。その東口を望む。

CIMG9890

駅のすぐ東側は、梅田駅付近から伸びる幹線道路である国道176号が通っている。

梅田駅[阪急](大阪市北区)~鉄道文化の最高峰たる存在感を示す、日本最大10面9線の大頭端ターミナル~
もはや何の説明も必要ない、関西が世界に誇る鉄道文化の最高峰で、栄えある第一回近畿の駅百選認定駅。全国広しと言えども、ここでしか見ることが出来...

CIMG9931

その国道176号と高架駅舎に挟まれた開放的な駅前広場。

当駅は阪急最初の路線である宝塚線(当時:箕面有馬電気軌道)開通と同時の1910年(明治43年)に開業した、阪急最古の駅の一つである。

CIMG9887

古くからの交通の要衝として発展してきた池田の街は、数多くの落語の舞台ともなった街でもあるらしい。

そこで、2007年(平成19年)に池田市立上方落語資料展示館(落語みゅーじあむ)開館させたことを機に、池田ブランドを構築すべく「落語のまち」としてのPR展開を行っている。

CIMG9891

駅北端の池田駅前交差点からは、山の手につながる商店街である「栄町商店街(サカエマチ商店街)」が始まる。

CIMG9894

昭和のレトロな香りが魅力のこの栄町商店街は、NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」の舞台ともなった有名な商店街である。

その活気と地域への影響力は、かつて存在した池田駅北側の車庫跡地への阪急百貨店出店計画をひっくり返すほどの大きさを持っている。

CIMG9895

その栄町商店街を抜けて山の手方面に向かうと見えてくるのが、阪急の創業者・小林一三の美術品コレクションを展示する逸翁美術館。

長らく付近にある小林一三の旧邸「雅俗山荘」で展示していたものを、展示開始50周年を機に、新たに建設したこの美術館に移設させた。

CIMG9907

そして、その池田の街の山の手にひときわ目立つ存在の城郭風の建物。

これは、2000年(平成12年)に開園した池田城跡公園のやぐら風展望台で、かつてこの地を支配していた地方豪族・摂津池田氏の居城跡地を整備した公園である。

CIMG9906

上の写真の場所から、北方向を望むと、池田のシンボル的存在である五月山の姿が見える。

CIMG9899

その五月山の山麓から中腹にかけては、五月山公園として整備されており、桜・ツツジ・紅葉の名所としても有名な自然豊かな環境が提供されている。

CIMG9901

その五月山公園から南の池田市街地方向を望む。ここは池田駅から徒歩15分程度の場所にあり、街と自然が調和した素晴らしい住環境が展開されている。

【呉服神社方面の駅西口】

CIMG9918

一方、駅西側から北方向に進むと、、、、

CIMG9920

何と阪急宝塚線の高架沿いに、呉服神社(くれはじんじゃ)の一の鳥居が存在する。

池田駅は長らく地上駅であったが、1984年(昭和59年)に高架化されたことで、このような景観が形成されることとなった。

CIMG9921

その一の鳥居をくぐってさらに北方向に進むと、呉服神社の参道は斜め左方向に折れる。

この呉服神社周辺は室町と呼ばれ、阪急の創業者・小林一三によって、宝塚線開通と同時の1910年(明治43年)に都心通勤用の郊外分譲住宅地の先駆けと開発された地域である。

CIMG9922

その日本初の鉄道会社による分譲住宅街の中に、呉服神社は存在する。

CIMG9924

この呉服神社(くれはじんじゃ)のある場所は、太古の昔の応神天皇の時代に、呉服(くれはとり)・穴織(あやはとり)姉妹が住み着き、機織・裁縫の技術を伝えたとされており、呉服(ごふく)の起源ともなっているらしい。

CIMG9928

その伝承から、現在でも服飾関係者の信仰を集めており、毎年1月の十日戎には、多くの参拝客でにぎわいを見せるらしい。

CIMG9925

現在の拝殿は1969年(昭和44年)に再建立されたものだが、元々は呉服媛(くれはとりのひめ)の死去に接した仁徳天皇が建立したと言われている。

CIMG9927

ちなみに、この呉服(くれは)神社は、「西国七福神巡り」の一つである恵美寿神が祀られていることでも知られている。

阪急宝塚線敷設の際に、同線沿線7寺院と阪急電鉄との間で「阪急七福神会」が結成され、大正時代から「沿線七福神集印巡り」が行われている。沿線への愛着を深め鉄道需要を掘り起こすための、創業者・小林一三のアイデアであるらしい。

バスターミナル

CIMG9916

バスターミナルは駅東口にある。

CIMG9917

「落語のまち」だけでなく、「卓球のまち」でもあるらしい池田。1997年(平成9年)に開催された「なみはや国体」で池田市が卓球の会場となったことをきっかけに、卓球で町おこしの機運が盛り上がったことが発端らしい。

また、池田は日清食品の創業者・安藤百福がチキンラーメンを発明した場所でもあり、インスタントラーメン発祥の地としても知られている。

CIMG9941

この「池田」停からは、3つの乗り場から池田市内に路線を張り巡らせる阪急バスの池田市内線が発着している。

CIMG9942

バスターミナル南側にあるペデストリアンデッキから北方向を望むと、池田のシンボル五月山の美しい姿を拝むことが出来る。

改札口・コンコース

CIMG9934

改札口は2階中央に1か所ある。

CIMG9937

1日約52000人が利用する池田駅。一つ梅田寄りの箕面線との乗換駅である石橋駅より3000人ほど多く、池田市の中心駅となっている。

CIMG9945

改札内コンコースから改札口方向を望む。かつては東西計4か所の改札口が存在したらしいが、1985年(昭和60年)の駅高架化の際に1か所に集約された。

時刻表

宝塚線:宝塚方面

CIMG9946

宝塚方面行きは2つ先の雲雀丘花屋敷止まりの普通と、宝塚行きの急行(ただし宝塚まで各駅に停まる)が10分間隔での運行が基本となっている。

当駅以遠の宝塚線内はすべての電車が各駅に停まるため、種別表記は意味をなしていない。

唯一夕ラッシュ時に20分間隔で運行されている特急日生エクスプレスだけは、次の川西能勢口駅から能勢電に乗り入れて、日生線の終点・日生中央駅まで通過運転を行っている。

宝塚駅[阪急](兵庫県宝塚市)~阪急最初の路線の終着駅であり、今に繋がる阪急のルーツが凝縮された阪急王国の優雅さを保つ歌劇の街・宝塚の玄関口~
言わずと知れた宝塚大劇場擁する歌劇の街・宝塚の表玄関に位置する、宝塚線と今津線の頭端式2面4線の高架駅。道向かいの対峙するJR宝塚駅を開業さ...
雲雀丘花屋敷駅[阪急](兵庫県宝塚市)~閑静な住宅街に潜む2駅統合と日本初のトロリーバスの波乱の歴史が熟成された魅力を放つ運行上の境界駅~
関西屈指のお屋敷街である兵庫県宝塚市雲雀丘(ひばりがおか)と同川西市花屋敷を跨ぐ、宝塚線の2面4線の地上駅で、日中全ての普通が終点となる運行...
川西能勢口駅[阪急・能勢電](兵庫県川西市)~悲運の歴史から大変貌を遂げ、廃線跡の哀愁感とパタパタ式発車標のレトロ感も魅力的な川西の代表駅~
兵庫県南東部のベッドタウンである川西市の代表駅で、阪急宝塚線・能勢電妙見線の共同使用駅である3面5線の高架駅。国鉄池田駅(現・JR川西池田駅...

宝塚線:大阪梅田方面

CIMG9947

一方、梅田方面行きは、宝塚始発の急行の3分後に発車する雲雀丘花屋敷始発の普通が発車しており、十三梅田まで先着するダイヤとなっている。

また、朝ラッシュ時はほとんどが準急以上の優等となっているのが特徴で、能勢電から乗り入れる特急日生エクスプレスに加え、隣の川西能勢口始発の通勤特急も運行され、普通は箕面線からの乗り入れと日生エクスプレスの通過する豊中始発の電車で補完されている。

梅田駅[阪急](大阪市北区)~鉄道文化の最高峰たる存在感を示す、日本最大10面9線の大頭端ターミナル~
もはや何の説明も必要ない、関西が世界に誇る鉄道文化の最高峰で、栄えある第一回近畿の駅百選認定駅。全国広しと言えども、ここでしか見ることが出来...
十三駅[阪急](大阪市淀川区)~主要3線が集結した近畿の駅百選認定の最重要駅の一つで、大都会梅田とは打って変わった下町情緒あふれる難読駅~
淀川を挟んだ梅田の対岸にあるキタの歓楽街に位置し、第3回近畿の駅百選にも認定された4面6線の地上駅。主要3線が集結し、全列車が停車するあまり...

乗り場

CIMG9951

ホームは島式1面2線の極めてシンプルな構造となっている。

CIMG9954

阪急最古の駅の一つとして1910年(明治43年)に開業した池田駅。

駅北側を流れる猪名川の東岸に位置する当駅だが、実は対岸の川西側には既に1893年(明治26年)から池田に無いにも関わらず池田駅を名乗る摂津鉄道の駅(現・JR宝塚線川西池田駅)が存在していた。

川西池田駅[JR西日本](兵庫県川西市)~川西にありながら「池田」を冠する駅名に波乱の歴史を感じさせる、輸送改善で大変貌を遂げた快速停車駅~
兵庫県南東部のベッドタウン・川西市の代表駅である阪急・能勢電川西能勢口駅から南に徒歩圏内に位置する、JR宝塚線(福知山線)の2面4線の地上駅...

CIMG9955

その摂津鉄道の池田駅は、その後西の川西の中心地に移転したが、駅名は戦後まで改称されず、池田と川西の中心地に「池田駅」が存在するという珍事が約40年に渡って続いたというトリビアが残されている。

CIMG9950

ホーム南端から石橋・梅田方面を望む。カーブの多い宝塚線にしては珍しい見通しの良い直線が、石橋駅手前まで続いている。

梅田駅[阪急](大阪市北区)~鉄道文化の最高峰たる存在感を示す、日本最大10面9線の大頭端ターミナル~
もはや何の説明も必要ない、関西が世界に誇る鉄道文化の最高峰で、栄えある第一回近畿の駅百選認定駅。全国広しと言えども、ここでしか見ることが出来...

CIMG9957

全営業列車が停車する宝塚線の中核駅の一つであるため、ホーム幅は広く設定されている。

CIMG9958

阪急らしい綺麗なホーム。かつては駅北側に池田車庫が存在したため、日中の一部普通の終着駅となる運行上の境界駅であった。

CIMG9981

2号線ホーム側からは、駅東口の風景がガラス越しに堪能できる。

CIMG9971

そして、かつて車庫が存在した駅北側方向を望む。当初は池田車庫跡地に阪急百貨店の出店が計画されたが、栄町商店街を中心とした地元の反対によって頓挫し、隣の川西能勢口駅に変更されたという逸話が残されている。

それによって地元の味のある商店街が守られた一方で、商業の中心機能が隣の川西に移り、池田は様々な町おこし策が必要な状況になっていることもまた事実であるようだ。

川西能勢口駅[阪急・能勢電](兵庫県川西市)~悲運の歴史から大変貌を遂げ、廃線跡の哀愁感とパタパタ式発車標のレトロ感も魅力的な川西の代表駅~
兵庫県南東部のベッドタウンである川西市の代表駅で、阪急宝塚線・能勢電妙見線の共同使用駅である3面5線の高架駅。国鉄池田駅(現・JR川西池田駅...

CIMG9979

日中運行される唯一の優等である急行は、豊中まで各駅に停車するが、川西能勢口以南では停車駅がすべて案内される。

CIMG9973

1号線に9000系の急行宝塚行きがやってきた。朝ラッシュ時以外に宝塚駅まで向かう列車は急行のみとなっている。

宝塚駅[阪急](兵庫県宝塚市)~阪急最初の路線の終着駅であり、今に繋がる阪急のルーツが凝縮された阪急王国の優雅さを保つ歌劇の街・宝塚の玄関口~
言わずと知れた宝塚大劇場擁する歌劇の街・宝塚の表玄関に位置する、宝塚線と今津線の頭端式2面4線の高架駅。道向かいの対峙するJR宝塚駅を開業さ...

CIMG9974

そして、向かいの2号線には6000系の普通梅田行きが入線。始発の雲雀丘花屋敷駅で急行との接続を行っているため、十三梅田まで先着する。

梅田駅[阪急](大阪市北区)~鉄道文化の最高峰たる存在感を示す、日本最大10面9線の大頭端ターミナル~
もはや何の説明も必要ない、関西が世界に誇る鉄道文化の最高峰で、栄えある第一回近畿の駅百選認定駅。全国広しと言えども、ここでしか見ることが出来...
雲雀丘花屋敷駅[阪急](兵庫県宝塚市)~閑静な住宅街に潜む2駅統合と日本初のトロリーバスの波乱の歴史が熟成された魅力を放つ運行上の境界駅~
関西屈指のお屋敷街である兵庫県宝塚市雲雀丘(ひばりがおか)と同川西市花屋敷を跨ぐ、宝塚線の2面4線の地上駅で、日中全ての普通が終点となる運行...
十三駅[阪急](大阪市淀川区)~主要3線が集結した近畿の駅百選認定の最重要駅の一つで、大都会梅田とは打って変わった下町情緒あふれる難読駅~
淀川を挟んだ梅田の対岸にあるキタの歓楽街に位置し、第3回近畿の駅百選にも認定された4面6線の地上駅。主要3線が集結し、全列車が停車するあまり...

CIMG9975

その両者の並び。宝塚線の日中は、種別に関わらずすべての電車が終点まで先着するというシンプルでわかりやすいダイヤとなっている。

CIMG9969

その急行の後にやってきたのは、同じ9000系の普通・雲雀丘花屋敷行き。

かつて当駅北側にあった車庫が、雲雀丘花屋敷駅と山本駅の間にある平井車庫に移設されたため、朝ラッシュ時以外の普通はすべて同駅止まりとなった。

雲雀丘花屋敷駅[阪急](兵庫県宝塚市)~閑静な住宅街に潜む2駅統合と日本初のトロリーバスの波乱の歴史が熟成された魅力を放つ運行上の境界駅~
関西屈指のお屋敷街である兵庫県宝塚市雲雀丘(ひばりがおか)と同川西市花屋敷を跨ぐ、宝塚線の2面4線の地上駅で、日中全ての普通が終点となる運行...

CIMG9970

その普通が、次の川西能勢口駅に向けて発車した。

川西能勢口駅[阪急・能勢電](兵庫県川西市)~悲運の歴史から大変貌を遂げ、廃線跡の哀愁感とパタパタ式発車標のレトロ感も魅力的な川西の代表駅~
兵庫県南東部のベッドタウンである川西市の代表駅で、阪急宝塚線・能勢電妙見線の共同使用駅である3面5線の高架駅。国鉄池田駅(現・JR川西池田駅...

CIMG9978

車庫はなくなったが、引上げ線が2本残されており、梅田発当駅終着の普通と宝塚発当駅終着の普通が1日1本ずつ運行されている。

梅田駅[阪急](大阪市北区)~鉄道文化の最高峰たる存在感を示す、日本最大10面9線の大頭端ターミナル~
もはや何の説明も必要ない、関西が世界に誇る鉄道文化の最高峰で、栄えある第一回近畿の駅百選認定駅。全国広しと言えども、ここでしか見ることが出来...
宝塚駅[阪急](兵庫県宝塚市)~阪急最初の路線の終着駅であり、今に繋がる阪急のルーツが凝縮された阪急王国の優雅さを保つ歌劇の街・宝塚の玄関口~
言わずと知れた宝塚大劇場擁する歌劇の街・宝塚の表玄関に位置する、宝塚線と今津線の頭端式2面4線の高架駅。道向かいの対峙するJR宝塚駅を開業さ...

えきログちゃんねる

[阪急宝塚線池田駅]急行大阪梅田行き接近放送201603

[見晴し良好阪急池田駅]9000系急行梅田行きと6000系普通雲雀丘花屋敷行きの離合風景201603

[見晴し良好阪急池田駅]1000系急行宝塚行きと6000系普通梅田行きの離合風景201603

[見晴し良好阪急池田駅]7000系急行梅田行き入線風景(川西能勢口方面より)201603

あなたの街のランドマーク!ご当地別駅一覧
あなたの街を走る鉄道!路線別駅一覧
アクセスランキング
音声・動画はYouTube「えきログちゃんねる」でチェック!!
日本初!「みんプロ式・からだでおぼえるプログラミング講座・Android編」
Android
iOS

スポンサーリンク

この記事をシェアする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です