大阪市の中部・四つ橋筋と長堀通が交差する四ツ橋交差点に位置する地下鉄四つ橋線の1面2線の地下駅。
1996年の長堀鶴見緑地線延伸により、心斎橋駅との構内乗り換えが可能となったことから、実質的に同一駅として機能している。
しかし、四つ橋線の線名の由来となった駅であることから、かつて同様の形態であった信濃町駅(現:本町)、なんば元町駅(現:なんば駅)のごとく改称されず、心斎橋駅と実質同一の駅ながら、別名を堅持したまま現在に至っている。
外観
大阪市中部・四つ橋筋と長堀通が交差する四ツ橋交差点。
「四ツ橋」の語源は、かつてここを流れていた長堀川と西横堀川が交差する地点に「ロ」の字に4つの橋が掛けられていたことから来ているらしい。
その四ツ橋交差点南西側にある駅入口。地下鉄長堀鶴見緑地線が開業したため、心斎橋駅と一体運営となった。
改札口・コンコース
駅中改札。
その中改札を改札内より撮影。1965年(昭和40年)開業から半世紀が経過。その年季を感じさせる。
こちらは北改札。長堀鶴見緑地線とは構内乗り換えが可能で、実質的には同一駅。
しかし、四ツ橋駅は四つ橋線の線名の由来となっている駅なので、信濃町(現:本町)やなんば元町(現:なんば)のように改称されず、別名のままとなっている。
北改札を出ると長堀鶴見緑地線心斎橋駅方向に連絡通路が設置されている。長堀鶴見緑地線は1996年に延伸されたため、まだ新しさが目に付く。
時刻表
四つ橋線:大国町・住之江公園方面
四つ橋線は原則全線通しで、日中は6分間隔の運行。北加賀屋駅は終点住之江公園駅の一つ手前の駅で、車庫のある駅だ。
四つ橋線:西梅田方面
西梅田方面も同様の運行体系。四つ橋線はビジネス街を走る路線なので、休日は1時間に8本に減便される。
乗り場
四つ橋線仕様の駅票。心斎橋駅と実質的に同じ駅となった現在も「四ツ橋駅」を堅持し続けている。
ホームは島式1面2線。
ホーム西梅田寄りから乗り換え連絡通路方向を望む。御堂筋線心斎橋駅には、長堀鶴見緑地線ホームを経由する必要があり、徒歩では結構な時間を要する。
四つ橋線のラインカラーをモチーフにしたような、壁の青色の装飾が印象的。
1番線に到着した23系の住之江公園行き。四つ橋線はすべて23系で運転されている。
繁華街である御堂筋からは外れていることもあってか、人通りはそれほど多くない。
2番線に同じく23系の西梅田行きがやってきた。四つ橋線は6両編成での運転だ。
えきログちゃんねる
[大阪地下鉄四ツ橋駅入線風景/w接近メロディ]23系四つ橋線住之江公園行き@1番線201508
[大阪地下鉄四ツ橋駅入線風景]23系四つ橋線西梅田行き@2番線201508