大阪駅の真北に存在した梅田貨物駅は、再開発計画に伴い廃止され、現在は広大な空き地になっているが、その姿が大阪駅のステーションシティから眺めることが出来る。
その姿はビルが密集する梅田の喧噪が嘘のような都会の砂漠が広がっており、連結超高層の梅田スカイビルのお膝元に流れる単線区間を特急がのんびり走るという、都会のど真ん中にいながら、何とも言えないのどかな光景を目の当たりにすることが出来る。
外観
JR大阪駅の新名物「時空(とき)の広場」をさらに上っていくと、、、
駅の北側に何やら広大な空き地が姿を表す。
視線をさらに上に上がると、その敷地の広大さに驚かされる。
その全貌。これが梅田貨物駅跡地、現在の梅田信号所だ。通称北ヤード。
敷地の奥に沿って単線の線路が見えるが、これが梅田貨物線。
新大阪から大阪環状線に入る関空特急はるかとくろしお号が通る。
写っているのは和歌山方面に向かう381系のくろしお号。
敷地の奥に見える巨大なビルが1993年に完成した新梅田シティを代表する建造物である梅田スカイビル。
都会の中にたたずむ、砂漠のような風景は圧巻だ。
えきログちゃんねる
大阪ステーションシティ11Fから望む今は亡き梅田貨物駅跡地の単線をひた走る381系くろしお号の風景。
ここもいずれ再開発されるので、この砂漠のような姿が見られるのも今のうちだ。