京都から約40km離れた琵琶湖の中西岸に位置するJR湖西線の島式2面4線の高架駅。
直東側を琵琶湖が面しており、徒歩数分で透明度の高い近江舞子水泳場にたどり着くことが出来る。
京都からの半分の列車が当駅で折り返しとなり、新快速も当駅以北は各駅となる等、湖西線の運行ダイヤの境界となっている。
目次
外観
駅の西側(山側より)。駅前ロータリーにはバス停もコンビニも何もなく閑散としている。
駅の南東側(湖側)より。近江舞子水泳場は駅から歩いて数分の場所にある。
京都から新快速でたったの30分でこれだけ透明度の高い水泳場に巡り合えるのは素晴らしい。ただし、浅瀬が短いので可泳域は狭い。
駅の湖側は、水泳場以外はほとんど何もなく、広大な未開拓地が広がっており、遠くからでも電車の行き交う姿を確認できる。
コンコース・改札口
入り口は一か所。高架駅なので一階が改札階。
改札口は一か所。駅員が常駐している。
その改札を入って正面の階段を上ると、、、
1・2番乗り場と3・4番乗り場に分かれる踊場に出る。1日の利用客は1000人にも満たないので、人気は少ない。
時刻表
湖西線:堅田・京都方面
日中は、1時間当たり当駅始発の普通京都行き2本、近江今津発京都行普通1本、敦賀始発の新快速1本の計4本体制。
当駅始発の電車は到着した2番のりばから折り返し、それ以外の電車は4番のりばから発車する。
1時間に1本の新快速は、当駅を出ると堅田まで途中の駅には止まらず、そこで先行する普通と緩急接続を行う。
湖西線:近江今津・敦賀方面
反対の北行き方面は、近江今津行きの普通と敦賀行きの新快速が1本ずつの1時間当たり2本体制が基本。
全列車1番乗り場から発車する。京都からの電車は半数が当駅止まりとなる。当駅は湖西線運行上の境界となっている。
乗り場
【1番のりば】湖西線:近江今津・敦賀方面
1番のりばに到着した223系新快速敦賀行き。12両の最長編成なので、駅いっぱいに停車する。
新快速は当駅以降各駅に止まり、途中の近江今津で後ろ8両の切り離しを行い、敦賀には前の4両だけが向かう。
実は後ろ8両は225系だったというオチ。新快速はここから各駅となるが、表示は変えず、終点まで新快速のまま。
新快速はもはや一つのブランドとなっている。
1・2番のりばの北端から近江今津方面を望む。
湖西線は新幹線規格で作られており、駅も線路も高速運転に耐えられる立派な構造となっている。
1番のりばにやってきた223系新快速敦賀行きと、2番のりばに停車中の113系普通京都行きのコラボ。
1番のりばを爆速で通過する681系特急サンダーバード金沢行き。
駅票。JR西のコーポレートカラーだ。
【2~4番のりば】湖西線:堅田・京都方面
2番のりばに停車中の113系当駅折り返しの普通京都行き。
短い4両編成なので駅の真ん中の止まるため、12両限界の先頭から見るとこんなに小さく見える。
その113系の正面の姿がこれ。JR西の合理化の一環で、塗装がアマガエル色一色に塗りたくられてしまった。
この113系を3番のりばから撮影。色はいただけないが、113系の雄姿が拝めるのはうれしい限りだ。
湖西線の普通には113系の他に、117系、そしてこの221系も使われており、バラエティーに富んでいる。
また、色んな両数の編成があるので、両数限界標識も多数並べられている。
駅南端部からホームを望む。2面4線でホーム幅もしっかりと取られている。
駅南端部から京都方面を望む。一見すると新幹線の線路と見間違うくらいの高規格だ。
将来、敦賀から延伸される北陸新幹線の候補ルートとして湖西線が挙げられている。
3・4番のりばから湖側を望む。晴れている日は本当に最高の景色を提供してくれる。
そして、4番のりばにやってきた223系新快速姫路行き。
ここから京都まで40kmほどあるが、爆速新快速はそれをたったの30分で走破してしまう。
えきログちゃんねる
近江舞子駅2番のりばに入線する当駅折り返しの普通京都行き。
湖西線では運行管理システムが導入されていないバージョンの接近メロディが流れる。
東京では全滅した113系ですが、関西ではアマガエル色になりながらも現役で頑張っている。