阪急高槻市駅の南北に直結するバス乗り場。JR高槻駅のようにターミナルを形成できるほどの用地がないため、道路沿いにバス乗り場が並ぶ。
北口は市営バス、南口に紅一点奮闘する京阪バスの枚方方面行きが発着する。JR高槻駅南ターミナルを発車したバスはすべてここを通り、原則市内南部地域へと向かう。駅もバス停もコンパクトのまとまっているため、電車からの乗り換えはJRよりもスムーズにできる。
外観
北口に直結する市営バスの阪急高槻駅停。
道路の両側に乗り場が並ぶ。手前側が東部(上牧方面)及び170号線から南部(北大塚等)に向かう路線。奥側が市役所前から市の南西部(富田団地・柱本団地等)に向かう路線が発着する。
駅改札口を降りたところにあった発車案内電光掲示板。JR高槻駅と違って、京阪バスの案内はない。
乗り場
北口乗り場:高槻市営バス(阪急高槻駅停)
北口歩道橋から梅田方面を望む。駅側からは市南西部(富田・柱本)方面行きのバスが発着する。
京阪バスのバス停も見えるが、ここが使われるのは早朝の一部の便のみ。
今度は、反対側の京都方面を望む。
左側からは市東南部(上牧・北大塚方面)及び北東部(上成合・寺谷町方面)へ向かうバスが発着する。
南口乗り場:京阪バス(阪急高槻停)
南口の道路事情はさらに悪く、かなりせせこましいところの京阪バスのバス停がちょこんと立っている。
とはいえ、この阪急高槻・京阪枚方線はご覧の通りの高頻度路線で、ドル箱となっている模様。JR高槻行き便よりも本数が多い。
市営バスは阪急高槻を通る便はすべてJR高槻まで直通するが、京阪バスはJR行きと阪急行きで運行形態を分けて遅延防止を図っている。
阪急行きが6本/時、JR行きが4本/時なので、実質は10本/時の運行となっており、1路線のバスとしてはかなりの高頻度を誇っている。市営バスの緑一色で塗られた高槻市内を紅一点の京阪バスが孤軍奮闘頑張っている。
タクシーは南口で待機している模様。
後方から満た絵。
上の写真の真後ろが実はこんな細い道路になっているのだが、何とこんなところにも「阪急高槻」なるバス停がある。
実は、これは朝だけ走っているJR高槻行きのバスの停留所。
こんな細い道を京阪の大型バスが通っているのかと思うと、なかなかしびれる光景が目に浮かぶ。