十三から一つ京都河原町寄りにある、阪急京都線の2面2線の地上駅。
地下鉄に上を跨がれるという全国でも珍しい構造の駅だが、駅自体の作りはいたって簡素。
御堂筋線との乗り換え駅であるのも関わらず、長らく普通しか止まらないマイナーな存在だったが、今世紀に入って準急停車駅に昇格し、乗り換えアクセス改善が図られている。
外観
出入口は梅田方に2箇所。梅田方面と京都方面で改札が分かれており、一旦改札内に入ると反対方面のホームに行くことが出来ない。実にエコというか簡素な作りとなっている。
改札口・コンコース
コンコースというほどのものはないが、入り口から上がってすぐが改札口。先頭側に客が集中する。
カラフルな電光掲示板への置き換わりが進む中、このレトロな感じが逆にいい味を出している。
乗り場
2面2線の相対式ホーム。梅田行きホームから梅田方面を望む。
丸で囲っているのが、地下鉄西中島南方駅の屋根。新御堂筋の壁に覆われているので見にくいが、地下鉄が私鉄の上を跨ぐという、全国でも珍しい構図の駅になっている。
2号線に到着した8300系準急梅田行き。準急が停車するようになって、5分に1本の乗車機会が確保できるようになった。
京都方面は高槻市まで先着するので、そこまでの中間駅利用としては悪くないかもしれない。
えきログちゃんねる[動画配信]
2番線に入選する準急河原町行き8300系
1号線を通過する9300系特急梅田行き。昔は厳かだった阪急のサウンドも随分とけたたましくなったものだ。
[音声のみ]準急梅田行き車内放送(南方→梅田)
ジェントルサウンドサービス導入後の車内放送。往年の阪急ファンに馴染みのあった「~でございます」が消え、すべて「~です」になっている。小さな話だが、こんなところにも阪急らしさが失われてしまった感じがして、ファンとしては悲しい。それにしても女性の車掌さん増えたね。