高槻から一つ大阪寄りにある、JR京都線(東海道線)の島式2面4線の地上駅。関西人には馴染みの地名だが、実は「とんだ」という読み方が意外に難しい難読駅。
競合の阪急富田駅は、高槻駅よりもさらに至近な距離にあり、利便性と速達性に分のあるJRに軍配が上がる。優等列車が停車しないものの、1日4万人以上の乗降客数を誇り、駅前にはバスターミナルも抱え、大阪府高槻市西部の一大ターミナル駅となっている。
目次
外観
北口バス降車ターミナルより。正面が駅舎。その奥に突き進むと高槻市営バスの3・4番のりば、左手に曲がると1・2番のりばがある。
同じく北口。上の写真の場所を反対側から望む。待機中のタクシーと高槻市営バスが並ぶ。
駅南口より。wikipediaにも乗ってる写真はこの場所。阪急富田駅との連絡道路で人通りは北口よりも多いが、車が通るのは一苦労。
上の写真の南口から阪急富田駅につながる道路を、阪急富田駅前の踏切よりJR側を望む。221系快速が通過しているのが肉眼で確認できる。
バスターミナル
駅前ロータリーはおりば専用となっており、のりばは上の写真のように駅からすこし歩く必要がある。
駅北口からさらに北に少し歩いた高槻4中のプール下にある1・2番のりば。北部の南平台・奈佐原・萩谷方面と国道線のJR高槻駅へ向かうバスが発車する。詳細は別記事で。
駅北口から少し東に歩いたところにある3・4番のりば。西北部の巨大公団住宅阿武山と日赤病院・塚原方面に向かうバスが発車する。詳細は別記事で。
駅北口降りてすぐにある、おりば専用ターミナル。朝ラッシュ時はひっきりなしにバスが到着する。
コンコース・改札口
駅舎は橋上で改札口は一つ。
みどりの窓口はちゃんとある。
改札口。南口から阪急電車に乗り換えられる。「電車」とつくのはやはり関西。
時刻表
JR京都線:京都方面
普通のみの停車だが8本/時は高頻度。半分が京都行きで半分が隣の高槻どまり。
京都行きは新快速の追い抜きを受けた直後なので、高槻で新快速に乗り換えることなく京都まで先着できる。但し11時から14時はすべて高槻行きとなるので、京都方面は高槻での乗り換えが必要。
JR京都線:大阪方面
こちらも原則8本/時の高頻度体制。うち4本は尼崎からJR宝塚線(福知山線)に入って新三田方面に向かう。
内側線を通る快速に追い抜かれることがないので、大阪まで先着し、なんと20分で行ける。梅田までの輸送は完全にJRに軍配が上がる。
それを象徴してか、朝ラッシュ時はJRは普通を1.5倍増しているが、阪急はもはや完全あきらめモードで、朝ラッシュ時でも本数をほとんど増やしていない。
乗り場
【2番のりば】JR京都線:大阪方面
優等列車が停車することがないので、使用しない外側線には柵が設けられている。電光掲示板もシンプルな作り。
京都方面ホームから2番のりばを望む。
2番のりばに到着する207系普通須磨行き。昔は西明石までが定番だったが、利用の減少で短縮運転となっている模様。
外側1番のりばを通過する681系特急サンダーバード大阪行き。
【3番のりば】JR京都線:京都方面
3番のりばの端っこから大阪方面を望む。まっすぐどこまでも伸びていく線路の姿が美しい。鉄の撮影にはもってこいの場所だ。晴れている日は本当に気持ちがいい。
同じ場所から京都方面を望む。反対側もどこまでもまっすぐ続いている。この線形の良さが爆速新快速を生んでいる。
3番のりばを通過する225系快速。朝ラッシュ時以外の快速は内側線を走る。
外側4番のりばを通過する381系特急くろしお号。
3番乗り場の電光掲示板。茨木駅には無いエスカレーターが実はこの駅には存在する。
4番のりばから市営バスの3・4番のりばが見える。公団阿武山行きが停車中。