高槻市駅から一つ梅田寄りにある相対式2面2線の間に京都方面の通過線が1線ある阪急京都線の地上駅。この付近に馴染みのある人以外はおそらく「とんだ」と読めないであろう難読駅。
競合のJR摂津富田駅とは200m程度しか離れておらず、利便性で上回るJRに完全に客を奪われており、朝ラッシュ時のダイヤも完全あきらめモード。しかし、見通しが良く人が少ないということが、逆に鉄が撮影するための好条件を備えている駅でもある。
外観
南口より。駅の改札は地下にある。駅前は古くからの住宅街が入り組んでおり、車での通行はかなり苦労する。
京都方面ホームから望む南口。
バスターミナル【阪急富田駅停】
この南口から少し歩いて行った小寺池図書館の真ん前に「阪急富田駅」停がある。歩いて2~3分といったところか。
これがその「阪急富田駅」停。図書館の真ん前にあるので、これだけを見ると駅前のバス停とは思えない。
JR側のターミナルに比べると細々としたダイヤ。南西部に向けたバスが走っている。
狭いところを走るため、中型車が基本。正式名称は「阪急富田『駅』」なのに、標識は「阪急富田」となっている。
昔はJR富田駅も国鉄富田北口、JR高槻駅北も「国鉄高槻北口」だったが、いつの間にか「口」が無くなった。バス停の名前って誰がどのように意思決定して決まっているのだろうか。なんで「口」を取ったんですかと聞いてみたい。何の役にも立たないが。。
コンコース・改札口
改札口は地下。北と南の地上入り口が地下で一つになる。利用客2万人程度を反映して改札機も4つと小ぶり。
時刻表
京都線:京都河原町方面
昼間時間帯は高槻市までの普通が6本/時なので、京都方面に行く場合は必ず高槻市での乗り換えが必要。
朝ラッシュ時は10本走っており(7時)、京都方面はラッシュ時でもそれなりの本数を確保している。
京都線:大阪梅田方面
大阪方面も日中時間帯は6本/時。JRの8本/時に比べて乗車機会は少ない。うち半分は淡路から地下鉄堺筋線方面に入る天下茶屋行き。
かつ普通は淡路まで先着しないので、梅田方面は茨木市で特急に乗り換える必要あり。
驚きなのが朝ラッシュ時ダイヤ。7時台でも8本しか走っておらず、8時台に至っては日中時間帯と同じ6本のみ。
JRが1.5倍増の12本走らせていることからすると、驚きの小本数。利便性で圧倒的な差をつけられているJRに白旗を上げているということなのだろうか。
乗り場
京都方面ホームから京都寄りを望む。真ん中を通るのが京都方面の通過線。高槻市方面に向けて真っ直ぐに線路が伸びる。
大阪方面ホームから発車する天下茶屋行き。大阪方面はやや南寄りにカーブしている。
大阪方面ホームを爆速で通過する9300系特急梅田行き。あまりに爆速なのでしゃくれになっている。
梅田からやってきた5300系普通高槻市行き。京都方面は通過線を待避するため、ゆっくりとした入線。
その5300系普通高槻市行きが京都方面ホームに到着。
魔改造された7300系普通高槻市行きがやってきた。
電車が去った後の大阪方面ホーム。この何とものどかな感じが個人的には好きなのだ。
えきログちゃんねる[動画配信]
誰もいないのどかな駅で撮影するのは楽しいね。めちゃめちゃ下手やけど、、、
河原町行き準急7300系が通過
梅田行き準急8300系が通過
梅田行き代走特急8300系が通過
そして、いまや京都線の主役となった特急9300系の通過