京都市の南西端、南区と西京区の区境にあるJR京都線(東海道本線)の島式1面2線の地上駅。
2008年に開業し、当初1日乗車人数4000人と控えめの予想だったが、キリンビール工場跡地を利用した区画整理による宅地開発、洛西ニュータウンからのバス乗り入れやイオンモール桂川開店の影響もあり、現在では約8500人(降車も合わせると17000人程度)と倍増し、勢いづいている。
駅から西に600mほど進めば、阪急京都線の洛西口駅にたどり着ける。
外観
桂川駅西口の駅前広場。駅東側に駅名の由来となった桂川が流れ、開放的な雰囲気だ。
京都市西部の住宅地洛西ニュータウン方面に向かうバスが発車するバスターミナル。ここから西に600m先に阪急京都線の洛西口駅がある。
改札口・コンコース
2008年に開業したばかりなので、まだ新しく綺麗なコンコースだ。
改札口は1か所。
橋上コンコースから南側大阪方面を望む。右手が2014年に開業したイオンモール桂川。見晴しのいい光景だ。
今度は北側京都方面。この開放感は素晴らしい。
時刻表
JR京都線:大阪・三ノ宮方面
桂川駅は内側線を走る快速(高槻までは普通)と普通のみ停車する駅で、それぞれ1時間に4本ずつの運転。
但し11時から14時の時間帯は、利用減の影響で高槻以遠の普通が削減され、快速のみ15分間隔で走らせている。
ライバルとなる洛西口駅は、日中は準急が10分間隔の運行となっている。
JR京都線:京都・米原方面
京都方面はすべての列車が普通電車で、京都行の4扉車と高槻まで快速だった3扉クロスシート車が15分間隔で交互に運行される。
昼間時間帯の削減状況は大阪方面に同じで、11時~14時は3扉クロスシート車のみの運転となる。
乗り場
駅票。副駅名に当駅の所在地である「久世」が設定されている。但し放送等で案内はされない。
ホームは島式1面2線。外側線の電車が止まることを当初から想定していないのでこの設計となっている。
1番のりばから大阪方面を望む。ホームは大きくカーブしている。
今度は大阪寄りホームから京都方面を望む。左手にイオンモール桂川に直結する連絡橋が見える。
その連絡橋から駅を撮影。貨物線の築堤を221系電車が京都総合運転所(旧:向日町運転所)に回送されていく。
2番乗り場から発車する221系普通京都方面米原行き。高槻まで快速運転をしていた快適3扉クロスシート車だ。
1番のりばに到着の223系快速網干行き。高槻までは種別幕は「普通」で、構内放送でも「普通」と案内される。
2番乗り場に到着した野洲行き。同じ223系が並んだ。この日は休日だったので、イオンモール利用客で混み合っていた。
外側線を通過するJR貨物のEF210形。愛称「ECO-POWER 桃太郎」。岡山機関区に所属することから公募により決定された愛称だ。
今度の外側線通過は683系特急サンダーバード号金沢行き。
続いては、281系関空特急はるか号京都行き。
関西空港行きの特急はるか号は、下り外側線ではなく貨物線の築堤を走行する。
えきログちゃんねる
[JR京都線桂川駅]外側線を爆速で通過する新快速225系&223系201509
前4両が225系・後ろ8両が223系の組み合わせでした。
[JR京都線桂川駅入線発車風景]223系普通加古川行き&207系普通京都行き201509