JR摂津富田駅北口にあるバスターミナル。摂津富田駅のターミナルだが、バス停の名称は「JR富田駅」で「摂津」が付かない。
用地が取れない関係からか、駅前広場は降り場専用に譲り、乗り場は駅北口から少し歩いたところに鳴りを潜める。
高槻市北西部へのバスが多数発着しており(ごく一部は市内南部の富田団地に向かう)、高槻駅ほどの賑わいはないものの、市内西部の交通の要所としての機能を十分に果たしている。
目次
外観
乗り場の図。駅前ロータリーは朝ラッシュ時にひっきりなしに来る到着便のための降り場専用となっており、乗り場は少し奥まったところに存在する。
摂津富田駅京都方面ホームから見た駅前ロータリー。到着した便が客を降ろして乗り場に向かう。
駅前ロータリーを駅北側から望む。出発待ちの高槻市営バスが待機中。
乗り場
【1・2番のりば】高槻市営バス:南平台・奈佐原・萩谷・JR高槻駅方面
1・2番のりばは、駅前ロータリーから数十メートル北に向かった高槻第四中学のプール下にある。
1番のりばからは、市内北部の住宅街に向かう奈佐原線とそのさらに北の山間部に向かう萩谷線が発車する。
2番のりばからは、国道171号線を経由してJR高槻駅北に向かう国道線が発車する。
奈佐原線が20分に1本程度、萩谷線は関西大学に向かう学生便を除けば、だいたい1時間に1本の割合。
1番のりばから発車する奈佐原行きは、実は南平台の住宅街と奈佐原を通って、JR富田駅まで循環する系統。なので、途中の今城塚古墳前から「JR富田駅行き」に名称が変わるのだが、他の循環路線と違って、この線だけ「循環」表示がされていない。どうでもいいことなのだが、高槻市営バスにはこの手のトリビアがいくつか存在する。
【3・4番のりば】高槻市営バス:塚原・日赤病院・公団阿武山方面
3・4番のりばは、駅北口から線路沿いに東に向かった先にある。
4番のりばから発車する公団阿武山行き。
乗り場はロータリーのような感じになっている。
手前が3番のりばだが、バスが頻発するのは奥の4番降り場。北西部の巨大公団住宅阿武山に向かうバスが日中15分に1本発車(朝夕ラッシュ時は大増発)。
このバスは実は公団阿武山の一つ先の上の池公園行きなのだが、なぜか行先表示は「公団阿武山行き」となっている。
高槻市営バスに存在する謎のトリビアの一つ。
JR摂津富田駅の京都方面ホームから。4番のりばに公団阿武山行きが停車中。
えきログちゃんねる(動画配信)
奈佐原線の車内放送(奈佐原⇒JR富田駅:循環の復路)