JR茨木駅西口に直結する、1970年の大阪万博開催時の開発で設置された大バスターミナル。阪急・近鉄・京阪3社の色とりどりのバスが発着する様は見ているものの目を楽しませてくれる。
正式名称は、阪急・京阪が「JR茨木」、近鉄が「JR茨木駅」。
JR線より北に向かう路線と阪急茨木市駅に向かう路線が発着しており、阪急茨木よりも発着本数が多く、茨木市最大のバスターミナルとなっている。
外観
JR茨木駅歩道橋から望む。各乗り場へは歩道橋から連絡している。
駅高架橋より西側方面を望む。正面の大通りが目抜き通りのエキスポロードで、万博東側の日本庭園(モノレール公園東口駅)に向けて見通しの良い道路が伸びている。
乗り場
西口のりばは全部で5つ。阪急茨木市駅に向かうバスは、ロータリーのはずれにある。
駅舎から各乗り場は歩道橋で連絡している。
1番のりばに停車中の阪急バス阪急石橋行き。国道171号沿いを池田市の阪急石橋まで向かう長丁場路線で日中は15分間隔の高頻度路線。
阪急バスは主に市内北部を走る路線を運航している。山手台の住宅街や、銭原や豊能町の余野まで向かう山間路線も発着している。
2番のりばに停車中の近鉄バス・茨木弁天行き。
西口から発車する近鉄バスは主に市内西部の住宅街春日丘や、エキスポロードから万博外周を抜けて阪大に向かう路線が発車する。
阪大線は日中10分間隔運行されているドル箱路線。近鉄は東口から市内南部に向かう路線も走らせている。
3番のりばに停車中の京阪バス枚方市駅行き。3番のりばは阪急バスとの共用。
西口からの京阪バスは日中枚方市駅行きと茨木市東部の住宅街白川方面行きのバスがそれぞれ1時間に2本ずつだが、枚方市駅行きは、東口より南茨木駅から来る便が毎時2本出るため、合計6本/時の高頻度運転。南茨木⇒JR茨木⇒枚方市駅の便は、立命館大学開設に合わせ、2015年春より運行開始となった新路線。