阪急千里線の終着駅・北千里駅西口広場に展開される、阪急バスのバスターミナル。
合計6つの乗り場を有し、千里ニュータウン内では、阪急バス最大のターミナルである千里中央停に次ぐ旗艦ターミナルの役割を果たしている。
当停留所ー千里中央間のピストン便に加え、千里ニュータウン内や阪急が開発した粟生団地や小野原地区等の箕面市東部方面へも路線が展開される交通の要所となっている。
外観・停留所周辺
日本最初の大規模ニュータウンである千里ニュータウンの北の玄関口として1967年(昭和42年)に開業した、阪急北千里駅。
その北千里駅の西口広場全体に、阪急バスの乗り場が並ぶ。
1994年(平成6年)に開業し、北千里の中核的シンボルとなった大型複合施設・ディオス北千里がそれを取り囲み、風格に花を添えている。
開発から半世紀が経過した千里ニュータウンも高齢化が進んでおり、駅周辺はシニアの姿が目立つ。
その北千里停のある西口広場を、北千里駅北側を東西に走る三色彩道から望む。
上の写真の場所から、三色彩道を西方向に望む。
この街道は吹田市内随一の紅葉の名所とされ、ここから千里中央までは約2キロほどの距離だ。
今度は、反対側の東方向を望む。駅から先に向かう留置線の向こう側は、戸建てが並ぶ藤白台地区の高級住宅街が見える。
時刻表
千里ニュータウン北の玄関口である当バス停からは、郊外各地へ多方面にバスが分散していることから、系統番号に加え、色でも区別されているようだ。
乗り場
乗り場は全部で6つ。
最も駅側に近い「おりば」に、小野原東・藤白台4丁目方面からやってきた、小野原東線・175系統の千里中央行きが到着した。
そして、1番のりばには、千里中央からやってきた千里ニュータウン線・77系統の古江台⇒藤白台から北千里に戻ってくる循環路線。
反対回り(藤白台⇒古江台)の76系統と合わせて15分間隔での運行だ。
その藤白台・古江台循環系統は、北千里に戻ると千里中央行きとなって2番のりばに到着する。
千里中央への最短ルートを約10分で走破し、日中は毎時7本程度の高頻度運行となっている。
3番乗り場からは、同じ千里中央行きだが、ニュータウン北部を経由する千里ニュータウン線・71系統が毎時4本程度発車する。
また、4番のりばからは、さきほど降り場に停車していた175系統・小野原東線の小野原東行きが、毎時3本程度運行されている。
5・6番乗り場からは、箕面市東部に阪急が開発した粟生団地方面と、北千里・千里中央を結ぶ粟生団地線が発車する。
千里中央ー北千里間はクローズドドアシステムを採用しており、北千里からは郊外行きのみ乗車可能で、千里中央行きは降車扱いのみとなっている。