大阪キタを代表する繁華街「北新地」とオフィス街「ダイヤモンド地区」に挟まれた、JR東西線の島式1面2線の地下駅で、JR西日本管内では最も低い位置にある駅(海抜約24m)。
大阪駅とは条件が満たせば同一駅とした扱われるが、4扉通勤車のみの乗り入れで、喧噪激しい大阪駅に比べるとシンプルで落ち着いた雰囲気を醸し出している。
目次
外観
大阪駅からB級グルメの宝庫と言われる大阪駅前ビルの地下通路をテクテク歩くと、、、
北新地駅につながる何ともレトロな階段に行き着く。
そこを降りると北新地駅が現れる。
さきほどまでのレトロな空間から一変。
平日昼間なのか大阪駅に比べると断然人気が少なく落ち着いている。
コンコース・改札口
改札口は正面に1か所。シンプルな作りだ。
その正面改札を改札内から。右手奥に見えるのが、さきほどのレトロな大阪駅前ビル。
JR西日本最深部にあるプラットホームに向かう階段。
時刻表
JR東西線(JR神戸・宝塚線方面):尼崎・宝塚・三ノ宮方面
西行き。日中は毎時8本の運転で、うち4本は尼崎からJR神戸線に乗り入れる普通、残り4本はJR宝塚線に乗り入れる快速。
普通は西明石行き、快速は宝塚行きが基本だが、昼間時間帯の快速は尼崎の次の塚口までの短縮運転となっている。
夕ラッシュ時でも本数が増えないのは、大阪駅からの便が増発されてことが影響しているのか。
JR東西線(JR学研都市線方面):京橋・四条畷・木津方面
東行き。こちらも日中は毎時8本。
普通と快速が4本ずつで、普通は松井山手行き、快速は松井山手から各駅停車となって同志社前・木津まで向かう。
但し、利用減に伴い、昼間時間帯は普通が四条畷止まりとなり、快速は四条畷から各駅となる区間快速に格下げとなっている。
西行きと異なり、代替路線が無いため夕ラッシュ時はしっかり増発されており、放出からおおさか東線・大和路線に入る直通快速が4本運転されている。
乗り場
【1番のりば】 JR東西線(JR神戸・宝塚線方面):尼崎・宝塚・三ノ宮方面
乗り場は1面2線の地下鉄によくあるシンプルな作り。ホームドアが設置されている。
駅票。JR東西線のカラーはピンク色。
1番のりばにやってきた207系の尼崎からJR宝塚線に入る塚口行き。
塚口は尼崎の次の駅なので、快速表記となっているが実質は終点まで各駅に止まる。
その塚口行きが発車。
尼崎からJR神戸線に入る207系普通西明石行き。
北新地駅で見られる車両は、この207系か321系のどちらかだ。
【2番乗り場】 JR東西線(JR学研都市線方面):京橋・四条畷・木津方面
2番乗り場にやってきた321系の京橋から学研都市線に入る普通四条畷行き。
昼間時間帯の普通は四条畷までの短縮運転となっている。
207系区間快速同志社前行き。四条畷から各駅に止まる。
ホーム中央付近。人影がまばらだ。
一日利用客は10万人を誇るが、利用の大半はラッシュ時に集中しているのかもしれない。
えきログちゃんねる[動画配信]
尼崎からJR神戸線に直通する普通西明石行きが発車した矢先に、反対ホームに京橋からJR学研都市線に直通する普通四条畷行きが入線してきた。
北新地駅に入線するJR神戸線直通の西明石行き。
接近メロディは環状線仕様のもので、大阪駅が大阪ステーションシティ開業時に重厚な感じに代わったのに対し、この駅は軽いテンポのやつがそのまま使われている。