京都地下鉄烏丸線の終着駅である国際会館駅に直結する京都市バスと京都バスのバスターミナル。
住宅街への路線のほか、大原等の観光地へ向かう路線の起点ともなっている交通の要所。
京都屈指の文教地区に位置し、そのステータスを象徴するような明るく開放的なバスターミナルとなっている。
外観
国際会館駅北側を東西に走る宝ヶ池通り。その東方向を望む。比叡山の山々が美しくそびえる。およそ地下鉄の駅があるとは思えない周辺環境を有する。
その国際会館駅前にバスターミナルとタクシー乗り場がある。
宝ヶ池通りを西方向に望む。左手には、駅名の由来となった国立京都国際会館の入り口がある。
その国立京都国際会館入り口正面。1966年に開設された日本最初の国立会議施設だ。
駅南側には、京都市民憩いの場である宝ヶ池公園へ繋がる遊歩道がある。京都屈指の高級住宅街に位置しており、そのステータスを象徴する豊かな周辺環境だ。
乗り場
乗り場は京都市バスが2つ、京都バスが3つの計5つ。ここから南の市街地に向かうのが市バスで、北の岩倉の住宅街と観光地に向かうのが京都バスという棲み分けだ。
4-1出口から縦に5つのバス停が並んでいる。
地下鉄の出口に一番近いBのりばは、次の岩倉操車場止まりのバスが発車。
高い建物もなく、開放的なバス停で、気分も和む。
京都バスの2番のりばにやってきた40系統の京都産業大学行き。平日は一番運行本数の多いバスだ。
1番のりばには29系統の長谷八幡宮経由の岩倉村松行き。狭隘区間を通り、北の岩倉地区の住宅街に向かう路線。1時間に1本程度の運行だ。
今度の2番のりばは、46系統の北大路駅行き。これも1時間に1本程度の運行。
1番のりばにやってきた24系統の岩倉実相院行き。これも叡電の岩倉駅を経由して北の岩倉地区に向かう路線。1時間に2~3本程度の運転。
Aのりばに入線する京都市バス31系統の祇園・四条河原町から四条烏丸行き。1時間に1本程度の運行。
宝ヶ池通りに面するターミナル入り口から撮影。明るく開放的なバスターミナルだ。
Bのりばから発車する5系統の京都駅前行き。平安神宮等の主要観光地や三条京阪・四条河原町等の重要繁華街も経由する市バス屈指のドル箱路線だが、四条烏丸や京都駅へはここから地下鉄を利用した方が早く着く。