日本最初の大規模ニュータウンである千里ニュータウンの中心地に位置し、島式1面2線の地下駅。
ほぼすべての列車が江坂から地下鉄御堂筋線に直通して新大阪・梅田・なんば方面に向かい、実質的に同線の延長線的な扱いとなっており、豊中市では阪急豊中駅を上回る1日9万人と市内最大の利用客数を誇る。
地下駅でありながら、吹き抜け構造が開放感を与えており、季節ごとに異なる発車メロディーが乗客の耳も楽しませてくれ、第2回近畿の駅百選に認定されている。
現在は終着駅だが、北急は新御堂筋沿いをさらに北上して、箕面市のかやの中央までの延伸が計画されている。
目次
外観
千里中央のど真ん中にあるセルシー広場。
右手が「せんちゅうパル」で左手に「セルシー」と千里阪急がある。
北急の駅は、この「せんちゅうパル」の地下一階にある。
せんちゅうパル1階からコンコースに向かう階段。
バスターミナル
駅のすぐ横には、実に12の乗り場を有する、阪急バス最大のバスターミナルである「千里中央」停がある。詳細は別記事で。
この1番乗り場付近から、北急の駅の中央口に降りる階段・エスカレーターが直結している。
コンコース・改札口
千里阪急からつながる中央改札口。
北改札口。
中央改札口を南側から。吹き抜け構造になっており、開放的な雰囲気を醸し出している。
地下駅なのに、切符を買わずして電車の風景が楽しめるのはおいしい。
時刻表
北大阪急行線(地下鉄御堂筋線直通):新大阪・梅田・なんば・天王寺・なかもず方面
日中は8分に1本(7~8本/時)が基本。朝夕ラッシュ時は12~14本/時に増発される。
終電以外は全列車地下鉄御堂筋線に直通して終点のなかもずまで向かう。
各駅にしか止まらないが、新大阪まで13分、梅田まで19分、なんばまで28分で乗り換えなしで行けてしまい、利便性はかなり高い。
乗り場
新型車両9000系にお目にかかることが出来た。まだ試運転の状態だ。
プラットホームはシンプルな島式1面2線構造。停車中の電車は大阪地下鉄10系のなかもず行き。
吹き抜け構造になっているので開放感がある。
駅票。阪急の子会社だけあって、阪急の駅票と同じカラーリング。
終端部は、将来の新箕面方面への延伸を考慮された作りとなっており、頭端式ではない。
反対側の桃山台方面はこんな感じ。
大阪地下鉄10系なかもず行きが発車待ちの停車中。
発車寸前の横顔も収めておく。
えきログちゃんねる[動画配信]
大阪地下鉄独特の素晴らしい警笛音が私に向かって鳴り響く(笑)。
大阪地下鉄御堂筋線直通のなかもず行き入線放送。
独特の接近メロディ(フニクリ・フニクラ)が有名。