梅田にあるのに梅田を名乗らない大阪駅の真横にあるにも関わらず、阪急梅田駅同様「梅田」には無い梅田駅。
大阪キタの中心に位置し、日本初の公営地下鉄の駅であり、日本の地下鉄単一路線の駅として最多の約44万人の利用客を誇る。
利用客の多さから、平成3年に大改造工事により、ホーム幅を約3倍に拡張。現在は、老朽化した天井部のリニューアル工事を実施中。第4回近畿の駅百選認定駅。
谷町線東梅田駅、四つ橋線西梅田駅とは、同一駅扱いだが、改札内乗り換えは出来ない。
目次
外観
外観の前に、こんな位置関係になっとります(北が右)。
北東側:阪急梅田駅
西側:JR大阪駅
南西側:阪神梅田駅
南東側:谷町線東梅田駅が接しているという構図。JR大阪駅直下にあると考えてよさそう。
多くの人でにぎわうJR大阪駅1階の御堂筋口コンコース。その真ん中付近に御堂筋線梅田駅中央口につながる9番出入口エスカレーターがある。
ここを下れば、中央改札口につながる。わずか数分での乗り換えが可能な至便な場所にある。
JR大阪駅御堂筋口を出たところにある7番出入口。
一番込み合っていそうな、南西側阪神梅田駅方面。南改札口を出て右手すぐのところに阪神梅田駅東口がある。
その阪神梅田駅がこれ。阪神百貨店に地下に直結する頭端駅だ。詳細は別記事で。
バスターミナル
地下鉄梅田駅直上にある大阪駅前バスターミナル。
同じ大阪市交通局だが、地下鉄は梅田を名乗り、バスは大阪駅を名乗っている。詳細は別記事で。
コンコース・改札口
駅の構内図はこんな感じ。
阪急電車梅田駅との乗り換えに近い、北改札口。ずらりと並ぶ改札機に圧巻。
JR線大阪駅との乗り換えが近い中央改札口。
混雑回避のためか、1番線と2番線で改札口を分けている。
阪神電車梅田駅との乗り換えが近い南改札口。
駅のプラットホーム上を南北に貫く改札内コンコース。これも混雑対策か。
そのコンコースから南改札口を望む。
このコンコースの改札外は、大阪地下鉄の商業施設ekimoがあり、店が並んでいる。
時刻表
御堂筋線:なんば・天王寺・なかもず方面
日中は4分間隔15本/時の運転で、なかもず行きと途中の天王寺止まりが交互に走っている。
朝夕ラッシュ時は約1.5倍に増発される。大阪地下鉄の最高収益路線にふさわしい運転体系だ。
御堂筋線:新大阪・千里中央方面
乗り場
【1番線】御堂筋線:なんば・天王寺・なかもず方面
地下鉄梅田駅は、谷町線用に準備していたトンネルを利用して、ホームの大拡張工事を行い、ホーム幅を9mから24mまで拡げている。
そのため、本当はつながっているのだが、旧駅の名残で、1番線と2番線が分断されているように見える。
1番線から発車する大阪地下鉄20系なかもず行き。拡張したため、ホーム幅は十分広くなった。
続いて同じく20系の今度は天王寺行きが到着。
そして、北急8000系のなかもず行き。日中はなかもず行きと天王寺行きが交互に発車する。
1番線と2番線の間は、こんな連絡通路の幅が取れるくらい広い。
【2番線】御堂筋線:新大阪・千里中央方面
1番線側から見た2番線ホーム。拡張前の名残で、ところどころホームが分断されたように見える。
1番線と2番線で人の導線を分断する工夫がなされているのだろうか。
2番線に到着の大阪地下鉄10系千里中央行き。
プラットホーム上にコンコースを作ったためか、天井がやや低い。
今度は新型車両30000系の新大阪行きがやってきた。
駅票。御堂筋線は、大阪の大動脈を示す(?)燃える赤。
現在リニューアル工事中とのこと。
えきログちゃんねる
梅田駅1番線に到着の御堂筋線なかもず行き入線放送。
昔は淑女の「ございます」だったのが、若返りして「です」調になったが、何となくかつてよりテンポが悪くなった??
御堂筋線梅田駅1番線に入線する天王寺行き放送。
昼間時間帯は、4分おきになかもず行きと天王寺行きが交互に到着する。
御堂筋線梅田駅2番線に入線の千里中央行き放送。
昔は1番線も2番線と同じ接近メロディが使われていた。
大阪地下鉄御堂筋線の梅田⇒淀屋橋の車内放送。
カーブを通過するため、「電車がカーブを通過します」の放送がある。但し、カーブを通過するのはここだけではないが、この放送は梅田⇒淀屋橋間でしか聞くことが出来ない。