京都の一大観光地の中心・嵐山駅から1駅東にある相対式2面2線の地上駅。
JR嵯峨嵐山駅とは徒歩300mの距離にある乗換駅で、長らく「嵯峨駅前駅」と名乗っていたが、2007年に自路線名を冠した現駅名に改称。
周辺は愛宕山麓のゆるやかな傾斜地になっていることから、「さか(坂)」が転じて「さが」と呼ばれるようになったというトリビアがある。
外観
嵐電嵯峨駅は、1910年(明治43年)に「嵯峨停車場前駅」として開業。その後1927年(昭和2年)に「嵯峨駅前駅」に改称されたが、2007年に現駅名に再改称された。
上の写真から北方向を望む。この坂を300mほど進んだところに、旧駅名の由来となったJR嵯峨嵐山駅(1994年に嵯峨駅から改称)が見える。
このあたりは愛宕山麓にある緩やかな傾斜地となっていることから、「さか(坂)」が転じて「さが」と呼ばれるようになったとのこと。
2008年にリニューアル化されたJR嵯峨嵐山駅。左手には嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵯峨駅が併設されている。
時刻表
嵐山本線:帷子ノ辻・四条大宮方面
嵐山本線は原則全線通しの10分間隔の運行。朝夕ラッシュ時は増発されることに加え、観光路線らしく、春・秋の観光シーズンの休日は日中が毎時2本増発される。
乗り場
嵐電仕様の駅票。
嵐電各駅に備え付けられている周辺観光マップ。歴史ある観光路線のためか、難読駅が多いのも嵐電の特徴。
ホームは相対式2面2線。駅舎は無く、まさに停車場の雰囲気。四条大宮方面行きのみ案内表示板がある。
嵐山行きホームを望む。
ホーム端から四条大宮方面を望む。古くからある住宅街を通り抜けていく。
タリーズコーヒー塗装モボ611形の嵐山行きが到着。
嵐山方面を望む。ここから終点嵐山まではたったの300m。
なので、嵐山駅に停車中の電車を肉眼で確認することが出来る。
えきログちゃんねる
[嵐電車内放送]京福嵐山本線(四条大宮→嵐山)201508
嵐電の愛称で親しまれている京福嵐山本線の通しの車内放送。